音楽イベントとは。vol,1
さて、今回はやっと「vol,1」ということで、「イベントの中身」を少しずつ紐解いていきたいと思います。(前述記事は→こちら)
お題は、
「イベントに関わる人」
です。
「イベント」というと、皆さんはどういった人が関わっていると思いますか?
ふむふむ…。
なるほど…。
ライブやイベントをやったことがある人なら分かると思いますが、たくさんいます。
バンドマン視点での切り口だと、ライブハウスオーナー、PAさん、照明さん、ブッキングマネージャーさん…辺りがパッと頭に浮かぶのではないでしょうか?
話の切り口の問題ですが、脱線要素がたくさんあるので、簡単に書いていきたいと思います。
「イベントに関わる人」を簡単に挙げると、
主催、会場スタッフ、広報…です。(たくさんいないじゃないか…!?)
主にこの3軸から成り立つと感じています。
では、もう少し細かく見ていきましょう。
1、まずは、「主催」
言い方としては、「主催者」「主催バンド」「主催団体」と呼び方は状況に応じて変わってきますが、これを把握していることは一番大切です。
更には、バンド、団体の場合、その中の「誰」が軸として運営しているか?されているか?ということを把握しておく必要があります。
「把握している」のと「把握していない」との差異はかなりあると思います。
把握していると、後に上げる「会場スタッフ」や「広報」との接点も発見でき、「イベントに関わる人」全てが動きやすくなることは間違いないと思います。
2、次に「会場スタッフ」
会場スタッフってなんなの?って思った方もいると思います。切り口によっては、様々な意見があると思いますが、石田自身の経験則で述べさせていただきますね(てへへ☆)
ひとまとめに分かりやすく括ってしまうと、現場で動いている方全員のことです。
主に分かりやすいのが、PAさん※1ではないでしょうか?
PAさんは、楽器演奏音を会場に聞かせるために必要な人です。規模にもよりますが、各ステージに対して最低1人は必要です。
少し脱線しますが、出演者同士のコミニュケーションも大切ですが、PAさんとの対話も大切です。リハーサル時間の中で対話をしていくのは限りがありますよね?だったら、全出演者リハーサル後に、コミニュケーションをとれば良いと思います。イベント終了後でも構いません。(お仕事の内容を妨げるようなことはメッ!!)
それによって得られる情報は沢山ありますからね。
次に、照明さん※2です。
照明さんは、「雰囲気」や「イメージ」を表現するにあたって重要な役割となってきます。照明の雰囲気1つで、出演バンドさんを更に際立たせることが可能だからです。
そのためには…
出演者と照明さんとの打ち合わせはとても大切です。できることなら、イベント出演(ライブハウス出演)にあたって、音源があるならデータなりCDなりを前もって送っておくと良いと思います。または貰っておきたいところでもあると思います。
勿論ですが、1にあげた「主催」の把握をした上で、どこに送るのか?って事にもなりますが…。
要は、如何に効率よく意思疎通ができるかということですね。
イベントの当日ってバタバタするのは目に見えているもので…(笑)
リハーサル演奏をきいてくれている照明さんとは(そうでなくてもですが)、よくコミュニケーションを取っておいて損はないと思います。
なぜなら…
セッティング表に、照明イメージ、色等を書く欄が(大抵)あると思いますが、そこでの照明さんと出演者とのイメージ擦り合わせが大切だからです。出演者と照明さんのイメージの見え方は違っていて当たり前だと思った方がいいと思います。そう考えると、イメージの共有って大切ですよね。
照明さんは、照明設置だってするんです。細かい微調整だって大切な事です。
こうなるともうテレビで良く聞く単語、「大道具さん」「小道具さん」「美術さん」等がでてきてしまいますね(笑)(もう脱線要素しかないので、撤収!!)
最後に、イベントにおいては出演者です。
出演者だって立派な「会場スタッフ」でありますぅ!(あれ?ケロロ軍曹!?)
個人的に感じることは、「会場スタッフがチームとなっている」イベントは、ものすごく一体感を感じます。
これは勿論、「主催」「会場スタッフ」、これから述べる「広報」全てが統一され、一貫性をもってこそのものだと思っています。
3、最後に「広報」
この役割、意外に、いや、かなり重要になってくる役割なんです。(写真の広報さん悩んじゃってますからね(笑)。)
イベントでなくとも、バンド単体でライブを行う際に「宣伝」をしないバンドなんていないですよね。より多くの方々に観てもらいたいのは当たり前ですからね(笑)
その「宣伝方法」を頭をひねって考えるのが「広報」です。
現代はSNSを使って、より多くの興味・関心を引き、いかに足を運んでもらえるかということが主流だと感じます。
勿論、MV(Music Video)や、SNSで簡単に公開できる環境なんかも当たり前のように揃っています。
ぜひ「広報」の方はたくさん頭を捻って考えてみてください。意外と結婚式場のHPや、スマホ会社のチラシ、CMなんかに沢山のヒントがあります。
例えばですが、ソフトバンクのイメージカラーは??
はい。「白・黒」と思った方が多いと思います。
auは?…と…。
少し話が脱線してしまいましたが、以上3軸が経験則ではありますが重要だと思っています。
次回は…
「vol,2 イベントを行う際に注意する(心がけたい)事」を細かく取り扱っていきたいと思います。
ちょいちょい挟んで書いてしまいましたが…(笑)。
ご観覧ありがとうございました。
(参考サイト)
※1 PA (ウィキペディア参照)
※2 照明 (ウィキペディア参照)
<著者プロフィール>
石田じゅん (ミネラルウォーターサウンドスタジオ的あだ名:小石田、改造人間…etc)
1983/1/7 埼玉県出身
10年近く栃木市に住み着いていたため、栃木県が大好きで、
自由男夢制作委員会としてイベントやって遊んでます。
(イベント名:ふりぃ男夢)
<記事作成>
ミネラルウォーターサウンドスタジオ
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