ドラムスティック②〜特殊なスティック達〜
こんにちは!
スタッフの∞(ムゲン)です!
今回は前回のドラムスティック①〜ドラムスティックとは?〜に引き続き
特殊なドラムスティックについて記述していこうかと思います!
ドラムスティックには通常のウッドスティックに加えジャンルや曲調によって少し変わったスティックを使うことがあります。
ここではその中でも代表的なものを紹介しましょう。
①マレット
マレットはスティックの先端が大きく球体になったものです。
グリップ(持ち手)は木材や樹脂(プラスチック)などが多く、
通常ドラムで使用するものは先端がフエルトで作られたものが多いです。
柔らかいアタック音が特徴的で特にシンバルなどを叩くと柔らかい優しいロングトーンが出せます。タム類に使ってもオーケストラチック(ティンパニーのような)な音色になります。
popsではバラードなどに使うと効果的です。
ドラム以外にもマリンバ・シロフォン(木琴)やヴィブラフォン(鉄琴)にも使用し、その場合チップは木製や樹脂(ゴムなど)製のものを使用します。
②ブラシ
ブラシはスティックの先端がワイヤーの束になったものです。
グリップ部は木材・樹脂(プラスティック)
ワイヤーの部分は金属が多いですが最近ではプラスティックなどの樹脂を使ったものも見かけます。
このスティックはもちろん叩く用途にも使いますが、ヘッドを擦るといった使い方にその本領を発揮します。
特にコーテッドのヘッドなどに擦ると『ザラッ(さらっ?)』といった波や風のような音色を出し、スネアなどに使用するとスナッピーと合間って独特な音を楽しめるでしょう。
用途としてはジャズやスローな楽曲に使用することが多いです。
③ロッド
ロッドは竹ひごを束ねてスティックにしたものです。
見た目以上に耐久性は高く、通常のスティックとブラシの中間のような、しなやかでしっかりとした打感と、落ち着いた優しい音色を楽しむことができます。
ラテン系のリズムを叩く時やドラムを叩くけど音量を抑えたい場面などに活躍します。
④ティンバレススティック
名前の通りティンバレスを演奏するときに使用するスティックです。
ティンバレス
通常のドラムスティックとは違いチップとショルダーがなく細かいフィンガリングやロールが求められるマーティングバンドなどで使用されるので細めで軽い作りなのが特徴です。
以上!
代表的な特殊なスティックでした。
今回紹介したもの以外にも様々なスティックがあったりします。
試しに購入して使ってみるのも楽しいでですよ!