腹式呼吸
「歌うときの呼吸は腹式呼吸で歌うと良い。」
なんてよく言いますよね。
でも、腹式呼吸って一体なんなんでしょうか。
今回は腹式呼吸について書いていきます。
・腹式呼吸って何?
腹式呼吸とは、一般的には胸部(肋骨など)をなるべく動かさずに行う呼吸のことをいいます。
するとお腹が膨らむのでお腹で呼吸をしているように見えます。
決してお腹で呼吸しているわけではありません(笑)
・歌に腹式呼吸を取り入れるメリット ●胸式呼吸と違い、喉に力が入りづらく、発声が楽にできます。
●長時間歌っても、喉が疲れにくくなる。
●高音が無理せずに出しやすくなる。
腹式呼吸のメリットはこれだけでなく、 ●吐く息の量のコントロールがしやすいので、ロングトーンや長いフレーズが楽に歌える。 ●胸式呼吸に比べると、息のロスが少ないので、大きな声が出る。 つまりヴォリュームの幅が広がるので、ボーカルにメリハリがつけられる。 ●体の下の方に空気が入るので、胸式呼吸より重心が下がり安定する。 ●腹式呼吸だと発声に余裕があるので、感情表現やテクニックにより意識をもっていける。
こんなにたくさんメリットがあります。
では、実践!
・呼吸法
まず腹式呼吸の感覚をつかみましょう。
イスに座り、頭を下に下げて、上半身を折り曲げてください。
そして、体の力を抜き、手はダラーンと下に下げましょう。
そのまま、ゆっくり息を吸ったり吐いたりしてみてください。 呼吸すると、胸よりお腹が膨らみますね! これが腹式呼吸をした時のお腹の動きなのです。
吸うとお腹が膨らみ。白とへこむ。この感覚を忘れないでください!
・腹式呼吸のコツ
●無理して吸わずに。吐く息はムラなく均等に吐きましょう。
●毎日練習しましょう!
意外に慣れてしまえば歌にサラッと取り入れていけます!
頑張ってださい!
ではでは!