マスタリングのお仕事
先日レコーディングしたバンド音源のミックスが終わり、マスタリングも行わせていただきました。
厳密に言うと、マスタリングとは、工場でプレスする際の原盤を作成する工程になります。
スタジオなどで行われている完成した作品(2ミックスといいます)の音質補正や音圧調整はプリマスタリングといいますが、この工程を「マスタリング」といっても、なんら問題はなく、むしろ「それってプリマスタリングですよね」とか、「プリマスタリングのご依頼ですね」なんて話をしちゃうと、逆に「???」となることもしばしば。
さて、話はもどりますが、なんどかマスタリング工程を行っているのですが、音楽に大切なダイナミックレンジなどが、どうしても損なわれてしまうことが多く(マスタリングってむずかしい!)いよいよ完成と思っても、いざ聞き直してみると納得いかなかったりと壁にぶつかっていました。
そこで登場。
Izotope Ozone6。
写真がその操作画面なのですが、今回のチョイスは最終的にこちらに。
普段は、Wavesプラグインを中心にマスタリングをおこなっていました。
どうも、izotope ozone6でのマスタリングがしっくりこなかった時期があり、疎遠となってしまっていたのですが。
さすが、ネイティブ環境DTMマスタリングソフトの星。
その音質のクリアさと、コンプレッションの質感。
全てにおいて最高でした。
余談ですが、マスタリングってどんなことしてるのー?
というお声もありますので、実際の操作などをYoutubeチャンネルにて共有しました。
スタジオスタッフ オススメのYoutube チャンネル Waves Audioが世界的に有名なエンジニアYoad Nevo氏を迎えてのマスタリングチュートリアルを公開しております。
なんとなくでも見てみると、どんなことしているのかわかると思います!
ほんとに良い勉強になりました!
ミネラルウォーターサウンドスタジオ
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